huurin9045’s blog

心霊体験と日々のゴロニャン生活

霊能者選びの基準ってなんだろう?②

こんにちは、風鈴です。

今回も、ちょっと信用している方のお話です。

ある時、飛び降り自殺をしたであろう男性の霊に接触してしまったことがありまして。

頭痛がひどく、歩く事も出来ない状態になってしまい、見かねた母が、少し霊感のある叔母に相談し、叔母の知り合いのつてで、とある気功の先生を紹介されたことがありました。

叔母が車を運転し、叔父と母になんとか車に乗せてもらい、その先生の元に向かっている途中、頭痛が段々ひどくなり、吐き気をもよおしたので、車を止めて欲しいと言おうとして、顔を上げました。

すると、バンっという大きな音がして、運転していた叔母が、すぐにコンビニの駐車場に入りました。

風鈴はすぐにトイレに駆け込み、嘔吐。
出てきた風鈴は、叔母にちょうど止めて欲しかったって告げて、さっきの音について車を調べている叔父を見ながら、

『男の人が降ってきたね』

と叔母にいうと、叔母がフロントガラスを指さして

『手形がある』

って言うんです。

そこには確かに、うっすらと白い手形が2つありました。

風鈴は、どうしても帰りたくなって、叔母に言ったんですが、叔母は、逆に行かなきゃダメだよって真剣に言いました。

風鈴はまだ続いている頭痛に耐えながら、車に乗せられ、やっと先生の元へ。

ところが、玄関の中に入れないんです。入ろうと思うのに、一歩も動けなくて、だんだんと意識がもうろうとしてきました。

すると、先生が迎えに出てきてくれて、叔父と先生に抱えられる形で部屋へ連れていかれて、なんとか座ることが出来ました。

風鈴は、ベランダ側の席に座りました。
先生がお茶を入れてくださっている時、急に後ろから真っ黒なブラックホールの様なものが近づいてきて、風鈴はベランダに飛ばされました。

気付いた時には、先生が風鈴の体を支えていて、『危なかったね』と言われました。

すぐに横に寝かされて、先生が風鈴の手のひらを指さして

『この手はね、観音菩薩様なんだよね』

と言って、『困ったね』と苦笑いされました。

頭痛は治まっていて、男性の気配もかんじませんでしたが、なにぶん、意識も朦朧としてましたし、何が起こったのかわからなかったので、先生に聞いてみました。

『私、ベランダから落ちそうになったと思うんですけど』

先生は優しく笑って、『そうだね』と言いました。

『今回はなんとか離れてもらったけど、この手はいけない。さまよっているモノにとっては、あなたは光り輝いて見えるし、助けを求めてくる。恐らく、前世ではそうやって導いて、浄化させる力を持っていた。』

また前世です( ب_ب )

不満そうな私に先生は小声で、皆に聞こえないよう、こう言いました。

『あばらの骨を怪我したことがあるね。男の足跡がある。ケンカも程々にしなさい。』と。

これには、ビックリしました。

実は、少し前に、付き合っていた彼氏と喧嘩をして、蹴られたことがあるんです。その時、あばら骨にヒビが入って、しばらくコルセットをしてた事があったんです。

勿論、誰にも話してません。

呆然とする風鈴に、先生は笑顔を向けるだけ。

帰り道に、叔母と母に何があったのか教えてもらいました。

治療院の部屋に座った途端、風鈴はゆっくりと倒れていき、お茶を入れていた先生が『これはマズイ』と言って、風鈴を支えて背中を数回叩いたそうです。

勿論、霊感のない母と叔父は何が起こったのか理解出来ずに呆然としてたらしいんですが、叔母は、風鈴の体に無数の手がベランダから伸びてきて、もう1人の風鈴が、体から出ていこうとしているのが、見えたらしいです。

意識がなかったので、風鈴もハッキリとは言えないんですが、最後の記憶は、ベランダに引きずられながら、横に倒れていく自分の後ろ姿を見ていたんですよね~。

それから、その先生には何かとお世話になる事になったんですが、毎回『まだ信じないんだね~』と笑われます。

半分は信用してますが(風鈴の機密事項を毎回いわれるので)、完全に信用するのが怖いんですよね。