心霊体験?『人が住んではいけない場所②』
こんにちは~風鈴です。
前回、お話した内容にかぶるような土地のお話をしたいと思います。
風鈴は地元で苦手な場所があります。
小さい頃は広い空き地だった場所に、中学に入る頃には、沢山の住宅が建ちました。
最初は、大丈夫なんです。
そういう場所って。
後から来るんです、不幸が。
三年ぐらいたった頃、そこの住宅の半数の男の人がダメになりました。
自殺だっり、失踪だったり、急死だったり。
お店をかまえた人は、離婚の末に、店が火事に。
その土地を、わたしの幼なじみである睡蓮ちゃんの旦那様のお父上が所有しており、アパート暮しをする2人に家を建てるよう、勧めてきました。
もちろん、睡蓮も風鈴も嫌がりました。
多分、睡蓮の旦那さんがダメになる、と思ったんですよね、その時。
んで、仕方なく、近いですが、別の場所の林を伐採して、マイホームを建てたんです。
新築祝いに訪れた時、睡蓮ちゃんが言いました。
『あの前に勧められてた土地、住所にね、稲荷って付いてた。どおりで風鈴が嫌がるはずだね』
って。
なるほど、それは知らなかった。
風鈴は、その土地の一角にある、石碑が苦手だったんです。
それは、大昔、よく働いた牛と馬を弔う石碑でした。
要は、農耕馬や牛のお墓ですね。
だから、あそこの働く人(特に男性)に、色々な事が起こったのかなぁと。
ちゃんと弔う人なんて、この時代居ませんし。
それが、稲荷も入ったゃったら、そりゃ、白装束の巫女さんは視る、鳴き声は聞こえるはずだ、と一人で納得したのでした。