huurin9045’s blog

心霊体験と日々のゴロニャン生活

幼なじみの仕返し(笑)

こんにちは~風鈴です。

今日は、えーと、幼なじみのお話しようかと思います。

風鈴には、幼なじみが数人おりまして、その1人は、風鈴と同じように、色々な体験しちゃう子です。
いや、巻き添えを食らわせていると言った方がいいのかな(笑)

睡蓮のような子なので、ここでは睡蓮ちゃんとします(๑>؂<๑)

昔、風鈴は外回りのお仕事してた時がありました。その時は、嫌が応でも行きたくない場所に行かなきゃならなくて、ホントに困ってました。

でも、お仕事なので仕方なく、頑張っていたのですが、やっぱり連れてきちゃうわけです。体質的に。

まぁ、害が無いものは無視してたんですが、どーしても1軒だけ、駐車スペースがないお宅がありまして、仕方なく近くの神社に車を止めさせて頂いてたんです。(勿論、ちゃんと神社にはご挨拶してました)

まぁ、そこがどうにも苦手な場所の一つで、溜まりに溜まった場合、必ず睡蓮のとこに行くというヒドイ事してました。

その日は、完全にヤバイと思って、仕事帰りに直で睡蓮のとこに行ったんですよね。
そしたら、睡蓮がなかなか玄関を開けてくれなくて、やっと開いたと思ったら無言・・・。

無言のまま、飲み物を出してくれながら、椅子に座って一言

『何連れてきた?💢』

って説教ですわ。ははは。あれは怖かった。
毎回毎回置いてって申し訳ないとは思ってましたが、怒られたのは初めてだったので。

各各云々と、話してたら、突然神棚の御札が落下してきまして・・・。
家に上がってから一度も目を合わせてくれなかった睡蓮が、『キツネ』って言ったんですよ。

はい?っていう顔した風鈴をじーっと見つめて、『キツネかイタチの目だった』って。

インターホン越しの風鈴の目が、そう見えたから、開けたくなかったって。

大抵、睡蓮のとこに行くとみんな預かってくれるので、今回も、と思って行ったんですけど、その日は睡蓮が『手に負えなかったら返す』って初めて言ってきて・・・。

前に、前世があったならって話で、私は巫女らしき事をしてたと書いたんですけど、日本ではなくて。現世ではその力も手放してるらしく、処理できないんですよ、はい。

それを前提にお話すると、睡蓮は日本で前世巫女だったらしく、しかも、守護としているらしいんです(羨ましい)

なので、いつものように安心してたんです。

翌日は休みだったので、睡蓮の旦那様(霊感ゼロ)が帰ってきたら、一緒に夕飯食べよう!と話していて。

2人とも最近の世間話なんかしてる時に、やっと旦那様が帰ってきたんです。

ところが、部屋に入るなり風鈴の顔みて
『・・・』
挨拶もなし。

一直線に冷蔵庫に向かっていって、缶ビールを取ったら、隣の部屋に・・・。

睡蓮と2人で???状態になって、睡蓮が『挨拶ぐらいしたら~?』って話しかけたら
『今回は凄いのでしょ』って言うんですよ。

まぁ、睡蓮の旦那様も中学が一緒だし、友人同士が結婚した夫婦なので、旦那様とも結構仲良しなので、『なんで~??』って聞いたら、『家についた途端、頭痛がする』って。

まさかなぁと睡蓮と話しながら、夕飯ご馳走してもらって、帰宅して眠りについたんです。

そしたら、音楽が流れてきたんです。当時両親は敷地内に新しく家を建てて住んでいて、風鈴は、昔住んでいた離れに1人で寝てたんです。

何の音かなぁと目を覚まして、電気を付けようと思った途端、金縛りです。
(置いてきたのに嘘でしょ~)
と思いながら、このまま寝ちゃおうか、なんて考えてたら、いきなり部屋の電気が付いたんです。

あ、コレ寝れないパターンだ、と思って様子を見ていたら、ベッドの上に、流れてた音楽の正体が現れたんです。

それは、赤ちゃんをあやす為によくぶら下げてある、音楽のなるメリーゴーランドのようなおもちゃでした。

(今回風鈴は赤ちゃん設定なんだ)

なーんて思って、金縛りを解こうとお経を心の中で唱えたんです。3回ほど唱えて、金縛りが解け、ホッとした瞬間

頭上に人の気配がして、寝たまま上を見たら、巫女さん姿の黒髪の美人が・・・。
その美人さんは、ゆっくりと顔を近づけてきて、鼻先スレスレの距離でニヤリと笑って、こう言ったんです。

『そんなものが効くわけないでしょ』

金縛りが解けてた風鈴は、朝の3時に、泣きながら実家の玄関を叩くハメになりました。

その日は二度寝も出来ずに、朝になるのを待って、睡蓮に電話を。

すると一言

『あーあれ、手に負えなかったみたいだから、そっち返した』

あの美女、連れてきたほうですか?
それとも睡蓮の守護者ですか?

『んー、わかんない。とにかくあたしに来るのは筋違いだよーって念じた。稲荷系苦手だし』

とのこと。

あたしだって、稲荷系苦手だよーって心で叫んだ出来事でしたなぁ。