huurin9045’s blog

心霊体験と日々のゴロニャン生活

心霊体験?『2階に住む住人』

こんにちは、風鈴です\( •̀ω•́ )/
これから、ちょこっとずつ、私の身の回りで起きた不可思議な出来事や、心霊体験なぞ、書いていきたいと思ってます。

ご興味のある方は、お暇な時にでも見てやってください(๑•﹏•๑)

私こと、風鈴の場合は、小さい頃から他の人には見えないモノが見えてました。まぁそれが当たり前で、普通だと思ってました。

見えると言っても、お祓いが出来るわけでもなく、何の役にも立たない程度です。

普通ではない、と思い始めたのは中学に入った頃で、恐怖を感じ始まったのは高校に入った夏でした。

それまでは、見えても普通の人間だと思ってましたし、話しかけられても、一方的過ぎて理解出来なかったり、とにかく無視していれば無難に過ごせていたからです。

ある日を境に奇怪な事が起こると警戒するようになりました。とにかく、お祓いする能力がないので、身を守るようになったと言いますか…。

父も母も、全くこの体質ではなく、私はあまり活発に発言する子ではなかったので、打ち明けたのは社会人になってからです。

それまでの理解者は、同居する父方の祖父でした。まだ小さい私にこの変なアンテナがある事に気付き、守っていてもらったと思います。

そ~ですね、最近の奇妙な出来事と言えば、引越しですかね、うん。
以前はすっごくボロボロの、震災で床の傾いたメゾネットタイプの部屋を格安で借りて住んでいました。壁も薄く、左右対称に作られた2棟でしたので、お互いがトイレに入るとオナラの音さえ聞こえちゃうような家でした(笑)
幸いお隣さんは女性でしたし、何より家賃の安さと、ペットが飼えた事が借りる決め手でした。


ある日、1階のリビングで横になっていると、2階を誰かが足音を立てて歩いてるんです。そんな事は、多々あったので無視していると、明らかにドアノブを掴んで、2回、開けて、閉めて…という音が聞こえ、次の瞬間『ドスンっ』と布団に寝転んだのです。
真昼間ですし、お隣さんもお留守、コレは本気で泥棒か!と思い、フライパンを片手に2階へ行ってみると、やはり誰もいない。
不気味な気配は感じなかったので、その日はそのまま過ごしました。
翌日はペットショップへ、室内犬を見に行きました。散々悩んだあげく、翌日に返事をするという形で帰宅しました。

ところが…。

買う気満々で出かけようとした翌朝、突然大家さんに、出ていって欲しいと退去通告を受けたんです。1年半住んでいましたので、半年前に通告しなくてはいけないという契約書にのっとったものでしたが、2年後の更新は、別の方が入居するので出来ないと言われたんです。

これには、私も驚いて不動産屋さんに連絡しました。不動産屋さんも驚いて、私の味方をしてくれたのですが、どうやら、もう借りている物件自体を売却してしまったとの事で、話にもならない始末で…。

不動産屋さんは同情してくださって、裁判も起こせると言ってくれましたが、なにぶん田舎ですし、買い取ったのはお隣さんだとわかったので、スッキリサッパリ出ていこうと決めました。

物件はすぐに見つかりました。部屋は2DKと、前より1部屋狭いですが、何より耐震工事済のモダンな作りで、最寄り駅も徒歩3分、コンビニも徒歩3分、何より事情が事情なので、高い家賃を今のままで良いという条件まで。

すぐさまペット代は引っ越し代になり、今のアパートへ越してきました。
お隣さんには『更新まで住んで家賃を収めてほしい』と訳のわからないことを言われましたけど、いい物件はタイミングだと思いご挨拶して出てきました。

今考えると、あの2階を歩いていたモノは『ここを出ていくことになるよ』と告げていたのかも知れません。2回のドアの開閉は、2日後に現れた大家さんのことかもしれないし、2階の部屋を借りることになった事なのかも…。

とにかく、退去通告から2週間で引っ越しましたし。

当てはめようと思えば、偶然にしては重なってるなぁと思う出来事の一つでした。